【イタリア】 イタリア式冷えに対抗するダイエット

あらかじめ説明するとここで言うダイエットとは痩せる為のダイエットではなくて食生活のことです。


さて、イタリアも先週くらいから本格的に寒さが増してきました。ここのところ雨も降って、しかも今週末から冬時間に変更になるのでさらに冬が加速するのはちょっと悲しい気もします。。。でも冬は冬で楽しいこといっぱいあるではないですか。おいしいもの食べたり、クリスマス、年末のパーティーと。


この急に気温が変化する時期、風邪なども流行ってきます。それに伴い、蜂蜜(ジャム)ミルク、スープ、野菜、豆類、果物は風邪の症状から体を守る抗体を促進するビタミンや体温を正常に保つのに効果のある食べ物です。またこの気温が低くなる時期は、その人の活動状況、性別、年齢により少々摂取カロリーが増えてもいい事となっています。体温は成人で平均37度くらいが理想とされてます。(イタリア人だから少し高めかも?!)


この寒くなる時期には摂取カロリーを少々増やすことは健康に冬を乗り越えるために正しいことでもあるのです。ただ増やすのではなくて基本的にビタミンAが豊富なほうれん草、かぼちゃ、ラディッシュ、ズッキーニ、人参、ブロッコリー、また玉ねぎやにんにくはさらに効果的。生であればさらによし。


ビタミンAが効果的なのは抗酸化に効くミネラルやビタミンが含まれ、季節の変化による体調の変化、ストレスに戦うための強い味方だからです。また、豆類(ヒヨコマメグリーンピース、レンズ豆、乾燥ソラマメなど)も忘れてはいけません。これらには鉄分や食物繊維が豊富に含まれ腸の調子を整えます。果物についてはビタミンCの多く含まれるキウイがお勧めです。その他大切なことはタンパク質で体重1kgにつき0.8gから1.3g摂取することが望ましいです。


ということで結果的に冷え、病気に対抗する、しかも太らないダイエットとして朝食は牛乳に蜂蜜から始まり、その他の食事には暖かい野菜のスープ類(300kcal)にメインとして鳥やターキー肉などのホワイトミート(160kcal)に付け合せの火を通したもしくは生の野菜(30-40kcal)に果物2つ程度(50-100kcal)を一食で摂ることが理想的です。