【イタリア】農場直送絞りたて牛乳

最近、ミラノまたはミラノ近郊で変わった牛乳の販売が始まった。それは自動販売機で売られる新鮮な農場直送牛乳(1リットル1ユーロ)。



スーパーでパック売りで売られている牛乳が約1.40ユーロなので価格は割安。これはミラノのあるロンバルディア州と農場関係の人とでのタイアップで実現したもの。このシステムはすでにオーストリア、スイス、ドイツでは既に普及されてるシステムで購入方法もシンプル。ボトルを定位置に置き、1ユーロを投入。それで自動的に牛乳が注がれ終了。パック入りの牛乳と違う点は大量生産される牛乳にある加工段階がないところ。



例えば脂肪除去、熱を加えることなど。この牛乳は生で脂肪除去されておらず、ビタミンも破壊されていない。衛生面も州の衛生局で認可された牛乳だけが販売されるので安心。消費期限は冷蔵庫に保存で2日以内、沸騰させた場合はさらに2日期限が延びる。まだ実際、私は味見はしてないけど、噂によるとこってりと濃厚の上にクリームが浮いてくるほどおいしいとのこと。この自動販売機の場所はwww.aral.lom.it
にて見ることができます。ミラノではVia Dudovich,10 とVia Ripamonti 37/Aで購入可能。



牛乳はイタリア人にはなくてはならないもの。朝はコーヒーにたっぷりのミルクを入れてカフェラッテから始まり、料理に必要なチーズやクリームの材料になるし、お菓子の材料にもなる。だから消費も日本に比べて多いし、特に長期保存の牛乳の種類が多いのが特徴。長期保存のミルクにも無脂肪、低脂肪、普通牛乳、ビタミンや食物繊維入りと様々な牛乳があります。



ここではアレルギーなどの問題もあって牛乳が飲めない人のために豆乳、お米のミルク、アーモンドミルク、麦のミルクなどいろんなミルクがスーパーに普通にあるのも日本との違い。健康食品に興味のある方はぜひイタリアでいろんなミルクを試してみてください。






HOME