【アメリカ】ロサンゼルスからラスベガスへのドライブ

ラスベガスは最近でこそ都市開発が進み、居住区としても栄えていますが、もともと砂と岩だらけの砂漠。夏になると昼間は50度近くまで気温が上昇し、車の中はサウナ以上、夜になっても40度近くまである厳しい土地です。砂漠と言うだけあり冬は東京よりも冷え込む日があります。アメリカは州によって賭博が許されているところとそうでないところがあり、カリフォルニア州は禁止。だからラスベガスやレイクタホのようにネバダ州まで足を延ばす人が後を絶ちません。国内だけではなく、日本を含めた国外にもギャンブル好きはいっぱいいますからね。そんな私も5回程訪れたことがあります。



しかし、ラスベガスはギャンブルの街だけではない!シルクドソレイユを筆頭に多くのショービジネス業界が集まり、テーマパークやアウトレット(西部では一番品揃えがいいと感じています)もあり、まさにエンターテイメントの街。世界中の企業がコンベンションを開いたり、数年前にはK-1も開かれていました。ギャンブル好きでなくても2-3日は十分に過ごせます。



前置きが長くなりましたが、そんなラスベガスと西海岸最大の都市ロサンゼルスを結ぶ道が国道15号。地図にもないような道を行けば他にも行き方があるのかもしれませんが、私は必ずこの道を使います。間にはちょっとした休憩所と街が3つ程あるくらいで、あとは見事な砂漠です。砂漠と聞いてサハラ砂漠のようなところを想像している人がいたらごめんなさい。ここは赤土と砂、それに岩が混在したところです。一度だけ雨が降ったのを見たことがありますが、明らかに水不足の土地ですよ。ランベガスの郊外にはデスバレー(死の谷)と呼ばれるところがあり、その昔はここに水があったと聞いています。



そんな過酷な道をドライブして何が楽しいの?と思うでしょうが、機会があれば晴れた日の夜に運転してください。光はひとつもありません。街の明かりも100-200km走ったくらいじゃ現れません。でも、星空が凄いんです!!今まで色々なところで星空を見てきました。もっときれいな場所が世界にはあるかもしれませんが、私のNo.1はここです。流れ星が止まりません。気が狂いそうになるくらいの星が夜空に輝いています。思わず運転している車を暗闇の中、路側帯に駐車して見てしまったくらいですから、その迫力はオススメです。



こういうのを見るとアメリカを1ヶ月くらいかけて車で回りたいなぁ・・・って思っちゃいますよね(笑)






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