【アメリカ】レインボーフラッグ

私が学生時代に留学していたサンフランシスコの名所といえば色々ありますが、その中のひとつにレインボーフラッグがあります。Castoという駅の周辺一帯は同性愛者が多く住むエリアになっていて、世界中から同性愛者が集まってきます。州の法律で結婚も認められていますし、年に一度(たしか6月)、ゲイパレードというイベントが開催され、レイザーラモンのようか格好をした人達やハローウィン顔負けの衣装を身にまとった人達がメインストリートであるMarket streetを大行進します。日本では考えられないですよね。



今更、分かっていることだと思いますが、念のために確認しておくとゲイは同性愛者の総称で、男性をホモセクシャル、女性をレズビアンと呼んでいるのは知ってますよね。



日本はまだまだゲイに対する偏見が強いと思います。私もサンフランシスコに行くまではそうでした。「同性同士で愛し合う?気持ち悪いよ。。。」という考えがどこかにあったのです。でも、その偏った考え方があの街に行ったことで変わりました。私の場合、最初のホームステイ先がゲイのカップルでした。正直、初めの頃は夜教われないか心配でした(笑)。でも、そんなことはありません。お互いに相手がいますし、愛し合っていますからね。サンフランシスコに来る前はお互いに異性と結婚していたようで、子供もいるとのことでした。それでも今の相手のことを好きになり、一緒になった。考えてみれば、愛した相手が異性であったか、同姓であったかの違いで、その愛情は本物ですからね。



人間としても尊敬できる二人は今では2人の子供を養子に向かえ、立派に育てています。「この子達が大きくなった時、辛い現実に向き合うかもしれない。でも、一緒に生きて行きたい」と私に教えてくれました。二人とも現実を見据え、他の親と同等以上の愛情を子供に注いでいます。

もちろん全てのゲイが素晴らしいわけではないし、人間性の問題だと思いますよ。事実、シングルのゲイと知らず仲良くなったアメリカ人には襲われかけましたからね(笑)。もちろん操は守りました!



でも、そんな文化が普通に存在する街ってなんかいいなぁって思っちゃうんですよね。Castroにはオシャレな店屋怪しい店がいっぱいあるので、お立ち寄りの際には是非行ってみてください。目印は大きなレインボーフラッグです。






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