【イタリア】カフェ事情
イタリアはコーヒーの国。町のどこにでも溢れるほどのバールがあって朝食のカフェとブリオッシュからランチ後のエスプレッソ、午後に1杯のカフェと1日中イタリア人にとってバールはなくてはならないもの。
日本人の私も普段はそれほど好んでカフェを飲まないのですが、バールのおいしいカフェなら喜んで飲む。でも、たまに日本のスターバックス系のコーヒーも飲みたくなるんですよ。こういうタイプのカフェはイタリアにはないんですね。 と思ってたら身近なところに似た感じのカフェ見つけました。しかもミラノのドゥーモエリアのビットリオエマヌエレギャラリーの中にあるマック(Via Ugo Foscolo 3)。
その名もマックカフェ。カフェラッテも0.9ユーロと安い。そしてカフェのお供のマフィンとかもレジの隣のショーケースにある。 正直、ファーストフードは好きではないし、同じパンと具を食べるならバールのおいしい生ハムやモッツァレラのパニーニを食べたほうがいいと思っていたのでマックにはほとんど行ったことがなかったんですね。なんかこのマックカフェはハンバーガーを食べにというよりスターバックスが恋しくなったら行くっていう感じですね。
イタリアにスターバックス系の店が出来たらまず、たくさんのバールが閉店してしまうと思うので、伝統的かつ保守的なイタリアには残念ながらこの先もスターバックス系のお店は多分出来ないでしょうね。また、コーヒーを飲むときのスタイルも日本やアメリカと違い、立ち飲みしてさっさとバールを出て行くスタイルだし。もちろん、ドゥーモエリアには外国人もたくさんいるからバールでゆっくり席に座って飲めるところもあるけど、値段は高い。