【アメリカ】パロアルト
パロアルト（Palo Alto）はサンフランシスコの南、シリコンバレーの北部に位置する人口6万人程度の小さな街です。
スタンフォード大学やヒューレット・パッカード（HP）がその本部を構え、ある落ち着きのある雰囲気で、日本にいるような安心感を覚えます。もちろんアメリカですし、日本とは違いますが、この街なら夜中12時に出歩いても問題ないんじゃないでしょうか。私は一度しか行ったことがないので、旅行者並みのことしか分かりませんが、その空気はサンフランシスコやロサンゼルスとは確実に違いました。
スタンフォード大学は名門校として世界でも知られていると思いますが、実際に敷地内を目にするとその広さに圧倒されます。日本の私立大学でも大きいところは敷地内に野球場や陸上競技場がありますが、ここはそんなの当たり前。あまりに広いのでバスが往来していて、それ以外にスーパー、住宅、病院、公園など大学が一つの街になっています。（パロアルトのダウンタウンより広いんじゃないかな）
夜になるとダウンタウンでは至るところにアメリカ（カリフォルニア）独特のオレンジ色っぽい薄明かりが灯り、レストランの外には楽しそうに談笑する人達が見受けられます。表現は適切じゃないですが、どことなく気分がウキウキして、日本の田舎町の縁日にいるような感覚を覚えました。私が遊びに行った時は午前中にスコールみたいな雨が降っていたんですが、午後からは晴れて、二重の虹が見えました。それが幻想的でこの街のおおらかさもあって、好きになっちゃったんでしょうね。
