【イタリア】家族のありかた
最近のテレビ番組ではひとつの問題についてゲストが意見を交わすというものが結構あります。
その中でも今日のテレビで議題になった「別れた夫婦が子供のために一緒に（旧）家族でバカンスを過ごすか？」ということについて自分の意見や話し合いが熱くなりがちなイタリア人が交換した意見。 それぞれの意見があって、他人の目を気にすることが日本人よりも少ないイタリア人らしい意見があって面白かったですね。
私自身が同感したのは時代が変わっても子供は親がいつでも仲良くいて欲しい。バカンスを一緒にすることによって子供は両親が一緒にいてくれることは嬉しい訳ですよ。でも反対から言えば、一時的に子供に夢を見させて、結局は夫婦が元に戻る訳ではないんですよね。だから夢を見させるだけだから一緒にバカンスはしないほうがいいという人もいます。
元パートナーのためではなく、子供のためならする訳ですから。でも中にはケロッとそういうバカンスをして「うまくいったよ」なんて平気で言う人もいるんですね。ちょっと私から言えばそういうこと言える感覚が分からないんですけど。また別の人から、「今は20年前のような時代ではない。たくさん離婚する人がいるから子供も慣れている。」そういうこと言う人も親なのに良く分かんないし、公の場でこういうことを平気で言うのもイタリアらしい。
イタリアは離婚するのに3年は最低でも時間がかかるのに離婚するカップルが絶えない。だから今30代後半から40代にかけてのたくさんの男女がバツイチだったりしてシングルな人が多い。 イタリアは若いときよりも30代からの方がいろんな意味で楽しめる国だけど、実際に寂しい人が多いのも事実。
