運転免許取得への道

以前、イタリアでの免許取得の話しをしましたが、今回はアメリカでの話しをします。


アメリカでは州単位で免許を発行し、DMV(Department of Motor Vehicles)というところがその手続きの全てを行っています。私が留学していたサンフランシスコはカリフォルニア州なので、California Driver Licenseでした。


日本では教習所へ通うことが義務付けられていて、都内では30万円前後の費用が掛かりますが、アメリカでは必須ではありません。免許保持者と一緒であれば、安全なエリアで自主トレが出来ますし、運転免許取得試験料は$15前後(州により異なります)。日本円で言えば2000円もしないんですよ!安すぎる!アメリカで免許を取得して、国際免許に書き換え、日本で運転するというのも手ですよね。


ここからはカリフォルニアでの話しですが、試験内容は筆記と実技。一度の申込で筆記3回と実技2回まで受けられます。言い方を変えれば、筆記では2回、実技では1回の落第が許されています。


筆記試験は日本語で受けられますが、ほとんど直訳なので理解に苦しみますよ(笑)。


ここで合格にすると日をあらためて実技試験になります。免許保持者同伴の下、車で試験場へ向かいします。日本では教習所の車を使うので、ここも大きな違いでしょ!はっきり言って実技は厳しいですよ。日本で免許を取得していた私ですが、一度落ちてしまいました。停止線を1-2回踏むだけでアウト!坂道縦列駐車やSTOPサインでの停止の徹底。ちょっとしたミスで不合格。。。アメリカは左ハンドル右斜線で慣れないところもあるので、事前に練習しておくことをオススメします。また、赤信号でも右折はOKというところも日本とは違います。逆にこれを無視すると落ちます。


合格後は仮免許(紙切れ)みたいなものが発行され、現物が来るまではそれを持ち歩きます。アメリカはルーズな国なので、本免許が届くまでは個人差があります。2週間程度で届く人もいれば、3ヶ月経っても届かない人もいました。10年程前にはSocail Security Number(社会保障番号)の提示が必要だったけど、今はどうなのかな?


それとDMVでは単純なIDカードも1週間程度で発行してくれるので、短期留学などで行かれる方は記念にいいじゃないでしょうか。



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