【イタリア】 夏の食卓
このところイタリアでは猛暑が続いております。この暑さで倒れる人や亡くなる人などのニュースが毎日続いているところです。こう暑いと食欲は旺盛なのに料理する気になれません。日本ではこういうとき素麺などの麺類などが浮かびますね。
イタリア人の夏の食卓はどんなものでしょうか？なるべく火を使わず、さっぱりと食欲をそそるもの。まずはプロシュット・エ・メローネいわゆる生ハムメロンですね。これは火を使わず、切るだけというとても簡単で美味しいという優れもの。メロンの代わりに無花果もいいですね。
同じく火を使わない前菜としてはカプレーゼ（トマトとモッツァレッラチーズ）。プリモ（パスタやリゾット類）としてはインサラータ・ディ・パスタやインサラータ・ディ・リゾなどのパスタや米のサラダ。具は冷蔵庫にある野菜やチーズ、ハム、オリーブなど何でも入れることもできて、材料に悩まなくてもいいことも楽ですよね。米のサラダは洋風散らし寿司みたいなもの、日本人にも馴染みやすい味。お酢の代わりにレモンも使うこともお勧め。
メインの夏の料理は特にお勧めできるものはカルパッチョ。魚でも肉でも新鮮なものであればできます。お肉のカルパッチョは上にパルメザンチーズの薄切りやモッツァレラチーズをちぎったもの、トマトのざく切り、ルッコラなど乗せてもいいですよ。今晩のメニューのヒントになればいいのですが。。。
