イタリアのスーパー

イタリアのほとんどの大型スーパーでは買った値段によってポイントが付き、集まるとカタログの中から商品が選べるようになっています。このポイント制はスーパーだけでなく、乳製品やビスケット会社、給油会社でもあり、特にスーパーのポイントカードはお得で商品によっては会員割引もある。(クレジットカード会員みたいでしょ。)


日本でもスーパーやコンビニにポイントカードはあるけど、こういう仕組みとは少し違うような気がする。今までこのポイントでオーブン皿などもらったけど、今年は自分のひいきにしているスーパーの商品はあまり魅力がないので、映画のチケットでももらおうか考えているところ。他にも旅行券やマッサージ器、自転車、雑誌の年間購読なんかもあります。


他に日本にないサービスとしては宅配サービス。どの大手スーパーでもあって、車で来てなくて手では持ち運べない人には便利。 野菜や果物の売り場では、日本のようにもともとパッケージされたり、個数でいくらじゃなくてほとんどが自分で好きなだけビニール袋に詰めて、自分で計量器に置いてその野菜や果物の番号のボタンを押すと自動的にチケットが出てきます。


バールでの自己申告精算もそうだけど、この国ってそういうところは人を信頼してるっていうのか・・・国の性格が見えておもしろい。日本でこんなシステムがあったら一度量ってからまたその袋に詰める人とか、バールでも自分の飲食した分よりも少なく申告する人とか、たくさんいるはず!


あと、キャッシャーの並び方もおもしろい。人がいっぱいになると誰が最後なのか、どっちが先にキャッシャーに来たとか訳分からないときもたまにあります。日本でもそうだけど、中年おばさんは強引だから知らん振りして割り込んできたり、自分は買うものが2-3品しかないから先に払わせてくれとかよくあること。私にしてみれば皆同じように並んで待ってるから基本的には同じように待つべきとは思います。まぁ、相手がどうぞ先にと言ってくれるなら先に払うけど、そういう事ってほとんどないですからね。支払時にはキャッシャーで自分で袋に商品を入れなきゃいけないから結構忙しいんですよ。日本の場合は店員さんが入れてくれたり、場所を移して商品を詰めるからそれ程慌てなくてもいいけど、イタリアはその場だから手早く詰めることが必要。こういうこともあって客が多いときはキャッシャーが行列になるんですよね。


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