日本の情報、海外の情報

最近は邦画にも勢いがあり、一概には言えないのですが、日本にいるとレンタルDVDで借りるほとんどはハリウッド映画のような海外映画ではないでしょうか。


当然、海外にもBlockbusterなどのレンタルショップがありますが、現地在住の日本人は比較的、日本人経営者の店を利用することが多い気がします。何故ならそういった店は洋画はもちろん邦画や日本で放送されたドラマなどを置いていますからね。インターネットなどで情報を集めることも出来ますが、特にドラマは一気に見てしまいたいので、全放送分のDVDをずらっと借りて、休みの日に1日中家に引きこもり、DVDを見ていることもよくある話しです。中国人や韓国人の経営するレンタルショップにも日本の映画やドラマは置かれていて、たまに中国系の店では日本人が経営する店よりも早く日本ドラマのDVDレンタルを開始することがあるので、彼らの情報収集の速さには驚きです。


だから日本に帰ってきて友達と話しをするときに「そのドラマ、この前終わったばかりだよ!なんで知ってるの?」と言われることもしばしば。飛行機でアメリカ西海岸までは約10時間、西ヨーロッパまでは13時間。物理的な距離はすごいですけど、情報の距離って本当に短くなったんだなぁ・・・と実感させられます。


その傍ら、テレビでは放送されないこともあります。例えばO-157。初めに日本で騒がれた時、アメリカではこれに触れるニュースはほとんどやっていませんでした。日本も含め、自国にとって都合の悪いことは国民の目には触れさせないようにしているのでしょうか。もしかすると日本にいると海外で放送された内容に目が向けられなくて、偏ったモノの見方をしていることもあるかもしれません。断片的な情報で物事を決め付けて意見を言うことが自分にもあるんだろうな・・・とちょっと感じた今日この頃です。