【イタリア】 ジョギングの季節

さて秋ももう真っ只中なミラノです。秋といえば食欲?芸術?読書?皆さんはどれに走りますでしょうか。私は食いしん坊なので基本的に食欲の秋ですが、これだけを毎年すると大変なことになるので、やはり健康のためにもジョギングを時々してます。イタリアの都市型ジョギングについて今日はお話します。


ミラノにもたくさんのランナーがいます。1人だったり、グループ、犬と、それからi-podと共にジョギングしてる人と様々。イタリアではジムに入会すると健康診断を受けるようになってますが、自分で自主的に始めるジョギングもやはり一度健康診断をして自分に適した運動か見ることをお勧めします。


いろんな理由でジョギングを始めますが、最も多い理由にダイエットが挙げられます。走れば走るほど痩せれるか。いや、それだけでは痩せることは出来ず、やはり食事と一緒に平行してダイエットになります。また肥満の体重にあたる方はいきなりジョギングをすることは怪我の原因にもなりますのでご注意ください。また怪我といえばシューズも要因になります。テニスやバスケットシューズではなくジョギング用のシューズを選びましょう。


これらがクリアできればさぁ!これから走りましょう!!でもちょっと待った!まだ走る前にやることがあります。それはウォーミングアップで体を温めてからジョギングすること。最近の研究ではストレッチよりもウォーミングアップのほうが重要だと薦めています。要するに軽い運動ですね。早歩きなど汗が出始めるのを感じるくらいまでが理想。そして自分のレベルに合わせて無理せず始めること。


またランナーにはたくさんの女性もいます。女性と男性ではいろんな違いがあります。例えば足の大きさは女性のほうが小さく、薄めで怪我もしやすいので女性用のシューズが適します。またサウナスーツなど着込んで走る人(特に女性)がいますがたくさん汗を掻けば掻くほど痩せるというのは間違いです。また妊娠中の方は体温が38度以上になるとお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼしますので注意です。


栄養素で特に重要なのは鉄分とカルシウム。意識的に獲った方がいいですね。でもひとりひとり違いますから自分の体を知り目的を持ち、無理しないこと。また都市には緑の中でジョギングするのと違いますので、注意点があります。アスファルトを走ることが多いのでシューズは衝撃を軽減できるものを選びましょう。また道でないところで走るときは木の根っこや穴などで怪我しないよう気をつけましょう。車が通る道では車が走ってくる方向に向かって走る方が自分の目で車を確認できるので安全です。夜走る場合には光るシューズなど身につけた方がいいでしょう。


時間帯も朝か夕方以降の方が車の交通も少なく空気もそれほど汚れていません。なるべく鼻で息をするほうがバクテリアから守ることにもなります。それでは私もこれからの季節、走って若く健康にいられるようにしたいと思います。